人事ではない中富良野のトラック事故

<どうしんウェブを参照(8月4日)>
【富良野】上川管内中富良野町の国道で3日、トラック4 件と乗用車が正面衝突し5人が死傷した事故で、富良野署は4日、自動車運転過失致死傷の疑いでトラックを運転していた旭川市東光7の3、運転手小口(おぐち)道義容疑者(44)を逮捕するとともに、同容疑者の勤務する旭川市内の運送会社の営業所を家宅捜索した。

逮捕容疑は、3日午前5時15分ごろ、中富良野町中富良野の国道で、トラックを運転して対向車線にはみ出し、同町北町7、農業細木栄茂(ひでしげ)さん(64)の乗用車と衝突。細木さんと同乗の仙台市青葉区、小学5年角田瑠音(るね)さん(10)、富良野市西町、同1年細木心晴(こはる)さん(6)を死亡させ、同1年男児(6)にけがを負わせた疑い。子ども3人は、いずれも細木さんの孫だった。小口容疑者も軽いけがを負った。富良野4 件署によると、小口容疑者は「居眠りしていた」と供述している。
<記事ここまで>

全国を賑わせた重大事故のニュースだが、正直言って私にとって人事ではない感じがしてならない。7月上旬の単独事故はそれで終わったからまだいいもの、対向車線にはみ出れば今回の様な事態になりかねないものだ。そうなればまさに天と地の差である。今後長距離運転をする時は栄養補給や休憩をしっかりするなどこれまで以上に留意しなければならない。

今回の居眠りは慢性的な疲労と睡眠不足からくるものであり、厳しい労働条件からであろう。運送業界が厳しいというのはかねてより言われている事であるが、場所にもよるが常に事故と隣り合わせの状態で頑張らなければならないものだ。運送業者に家宅捜索が入ったとの事だが、実際の労働条件はそれでわかった以上のものであるのは火を見るより明らかだろう。

一度この様な重大事故を起こしてしまえば、人生台無しになるといってもいいものである。被害者への損害賠償は一生かかっても払い切れない位のものであり、刑期を終えて出所したとしても当然免許は取り消しになるから、ますます厳しいものだ。まさに死刑判決級の重大なものであり、仕事での収入に比べればリスクの大き過ぎるものだ。

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