残雪装備すら疎かになっている

ここ数年冬場が忙しく、スキーもろくに整備できていないのはもちろんですが、同様に冬山での登山活動もできていない状態である。そうなると当然ながら残雪時の装備や態勢が疎かになっている状況である。夏山縦走ではいくら大きな成果を上げていても、ここ10年で見て06年~07年の冬シーズンを除いて冬場全くと言っていい程手付かずと言ってもいいものである。

昨年6月下旬の狩場山の下りで残雪のトラバースで数m滑り落ちた。幸い大した怪我はなかったが、元々軽アイゼンは持っているのに当時そこまでの事を考えていなかったのか、この山行では持参しなかった。まさに冬場・残雪期の備えが不十分である事を示したものだった。その反省もあって今年6月の天塩岳では軽アイゼンを持参したのですが(結局使わずに済んだが)。

GWは条件が合えば本州以南に遠征・縦走したりするが、ほぼ雪がなく夏山装備の所がメインである。しかし、道内は標高がある程度高い所では6月中まで残雪があったりするので、場合によってはそれ相応の装備は必要である。ここ10年で見ても6月は残雪のある様な標高の高い山はあまり登っていない傾向である。

「そういう(冬場忙しい)仕事を選んだのだから仕方ないのではないか」という声もあるが、当然ながら本位で選んだのではないものであり、転職活動を継続的に続けてきた。来シーズンは次のステージに進める様にし、是非とも人並みにはスキーや雪山を楽しめる様にしたいものだ。そしてもういい加減同じ事を言い続けたくないものだ。

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