函岳(10年)

10日の21時ちょっと前に自宅を出発、札幌ICから道央道に入る。路面は濡れているが、空は晴れ間がある。夜だけに結構流れがいい。深川辺りからは雨が強くなる。23時ちょっと前に士別剣淵本線料金所を通過し、岩見沢までの分1000円を支払う。国道40号線に入り、士別市街のセブンイレブンに寄る。23:10頃出発、風連市街を通過し、名寄市郊外に入ると名寄ICから名寄バイパスに入る。高速道路同様に走れる無料の自動車専用道路で、将来的には道央道に接続する。今年3月に美深まで開通した。

0時ちょっと前にその美深ICで下りると左折し、間もなく道道を右折する。案内標識に従い道道を右折する。道道を道なりに進んで行くが、函岳の案内標識のある交差点を左折する。しばらくすると2車線の舗装路から1車線の砂利道となるが、各方面への距離案内標識がある。途中エゾシカが飛び出し、前を走っているので余り速く走れない。エゾシカがいなくなるとまた速く走れる様になる。暗い上にガスの中で視界も悪いので、フォグランプも点灯する。加須美峠から案内標識に従って左折し、函岳へ尾根沿いを進む林道へ入る。1時近くにようやく駐車場に着いた。函岳ヒュッテがあり、中には簡易水洗のトイレもある。シュラフを取り出し、運転席で包まった。

明けて11日になり、6:45頃起きて朝食として鶏おにぎりとパンを食べる。前日とは違い晴れている。頂上まで近い事もあり、登山靴に履き替えないで8時過ぎに出発する。林道の延長をたどると間もなくレーダードームで、その右側を周り込んで裏手に出ると函岳の頂上はすぐである。出発して2分程度だろうか。右側に三角点があり、左側には大きな頂上標識がある。離島を除く北海道本土で標高1000mを超える山としては最北になる。標高は1100m程度ながらハイマツに覆われている。雲海が広がってオホーツク海や日本海はその下だが、利尻山がうっすらと望める。

8:30近くに出発し、駐車場まで戻る。ヒュッテの中の登山者ノートに記録する。程なく数名乗車したワゴン車が来たが、下りて来た人は一般の観光客っぽかった。8:45頃出発し、林道を下って行く。前夜もそうだったが、林道では1台もすれ違わなかった。2車線の舗装路に出るとひたすら国道40号線を目指して行く。踏切を渡り、国道40号線を右折して音威子府を目指す。音威子府村に入り、案内標識に従って左折し、天塩川温泉へと向かう。

10時頃に天塩川温泉住民保養センターに着いた。入浴料金400円を払って汗を流す事とする。最近は500円未満で入れる温泉が少ない感じがする。内風呂2層と露天風呂がある。露天風呂から天塩川とその奥に音威富士と音威子府市街方面が望めたが、函岳方面はガスがかかっていた。それでも時間が経過すると函岳が望め、レーダードームの白い姿が小さく見えるのがわかる。露天風呂は何度も入った。

12時頃出発、国道に戻ると程なく音威子府市街に入り、国道を外れて音威子府駅に向かう。駅舎内に常盤軒という立ち食いそば屋があるが、結構賑わっていた。又、その手前に天北線資料室もある。おみやげに生そば2つを購入し、かけそばを味わった。風味豊かな黒いそばであるが、音威子府そばについては2009年5月6日の日記に掲載している。当時会社の人から音威子府そばをいただいた事からその名を知る事となる。今度は道の駅に向かい、お土産として中川産かぼちゃと男爵芋そして音威子府羊羹を購入する。かぼちゃは、どう見てもスーパーで売っているものより一回り大きいものである。

13時頃出発するが、どうも眠気があるので途中美深の道の駅に入って約30分休憩する。14時過ぎに出発し、美深市街を通過すると今度は美深ICから名寄バイパスに入る。名寄ICで下りて国道に戻り、風連市街を通過したが、ガソリンが残り少なくなったので、士別市街の北側にあるモダセルフのスタンドで30リットル分給油する。

15時前に士別剣淵ICから道央道に入り、札幌を目指してひた走る。旭川付近で流れが悪くなった。旭川鷹栖ICを過ぎると4車線になるが、かなり車が多い。15:50頃音江PAに入って休憩する。16:10過ぎに出発、結構流れがいいが時々遅くなる事もあり、最も遅い時は時速50km以下となる。岩見沢ICは無料実験区間最後のICだけに下りる車も多いが、それを過ぎても結構車が多い。17:20頃札幌ICで下りるが、途中でドラッグストアに寄った為、自宅に戻ったのは18時前だった。

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