運送業をやってられない大きな理由とは

先日当サイトで郵便局と民間運送会社が似て非なるものである事を話題にしました。私が運送業特に一般貨物をやっていられない大きな理由はいくつもございますが、労働条件が気違いレベルな上、たいてい賃金も時給から考えればワーキングプアレベルというとんでもないものです。まさに底辺と言える程ひどいものです。

その上交通事故などのリスクが大きく、万が一起きた場合のペナルティも大きいものである。死亡事故はもちろんですが、当然過労死のリスクも大きいものであり、まさに死と隣り合わせです。更に延着のペナルティが大きく、ドライバーとしては恥とされているため、そうならない様にしていくと当然事故のリスクが高くなっている。

それらのとんでもない条件にに加え、更なる大きな落とし穴がある事をご存知だろうか。それは厚生年金など各種保険に入れないのが特に中小ではデフォルトであり、入れる様になれるまでのハードルが非常に高いものである。勤続中は厚生年金をかけてもらい、65歳以上になれば国民年金よりかなり高い年金を受け取れる事が、サラリーマンをやっていく上での大きなアドバンテージである。それができない様では個人事業主となんら変わらないものであり、更に自分で車を持つ様な契約では個人事業主そのものである。先日話題にしましたが、当然アルバイトですと入れないのもデフォルトです。

ただ、大型やトレーラーですと時給が若干高くなり、総額もかなり稼げる様にはなるもの、上記の事故リスクはより大きくなる。はっきり言って私ならこの気違い条件では必ず事故を起こすので、到底勤め続けられるものではない。バブルの頃ならば当然稼げましたが、昨今の不景気に加え、規制緩和によって条件が非常に厳しくなった。物の動きを支えるインフラにもかかわらず、言わばかわいそうな所もございますが。

更に労働時間が1日10数時間がデフォルトで、給与が安過ぎてワーキングプアレベルならばそれと体をぶっ壊してナンボというか、いくらでも使い捨てという風潮がある。更に自分の時間がないので副業や自己啓発をするのが難しいものであり、もし心身を壊して働けなくなったならば路頭に迷うリスクも大きい。私の場合、現状はっきり言ってインターネット投資やビジネスで個人事業主にでもなった方が遥かにいいものである。

今思えばこれまでの人生において「厄病神」と言える人に会い、いわば取りつかれたのはこの運送業界である。運勢が低迷している時にこそこの様な「厄病神」に取りつかれ、更にずるずると引き込まれていくものである。あの時にうまく逃げ切れたかどうかでその後が好転するかどうかが決まってくると言っていいものであり。

私が業界を逃げれた大きな理由は、その前に勤めた会社の分を含めた雇用保険をかけてきた期間が通算半年以上で失業保険を受け取れる権利があったのと、尚且つ当時の運送の仕事は各種保険が一切なく、前の会社での失業保険を受け取れる権利が切れかけていた。その上繁忙期が終わってからの稼ぎがやばい位少なくなるという危機感が強まり、年始のタイミングを見計らって辞めていった。

一般貨物の運送を諦めて10年位になるが、今だ一生超えられない程の強いトラウマが残っている。当時仕事を離れてからニート同然に追い込まれた大きな要因でもあり、その後の仕事にも少なからず悪い影響を与えていた。当時繁忙期の12月は10日以降全く休みがなく、その上稼ぎが手取りにすれば月20万円に満たないものであり、将来の希望が見出せないものでした。

更に当時は専門系に返り咲くという大きな目標があり、それにはとにかく資金を貯めなければなりませんでした。それだけによりお金が貯まるよりましな仕事を選んで頑張らなければならなかった。あの当時の仕事を一生懸命頑張るだけでは、例え100年かかっても達成できないものがある。更なる資格やスキルを身に着け、「私は運送業でしかやっていけないDQNではないぞ!」という事を示さなければならない。

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