昔作成したFlashをスクールの先生に見せる

ここの所スクールでFlashの授業を受けているが、先生に昔作成した山の3D画像のFlashを見せた。それは「パノラマビジョン」と名付けた山の3D画像を見るものであり、登山サイトでひそかに公開されているものである。視点移動ボタンで頂上からの視点を切り替えていくものであり、あらゆる方向の視点からの眺望を味わえるものだった。

このFlashは今はなきAdobe LiveMotionで作成したものである。今でこそAdobe Flashになっているが、当時はまだMacromedia Flashであり、対抗するAdobe版のFlash作成ソフトがLiveMotionであった。共通点も多いが、総合的にはMacromedia Flashに軍配が上がっていた。拡張子は「.liv」であり、現行のAdobe Flashで編集できない様なのが残念である。

ソフトの価格が当時Macromedia Flashが5万円位はしたのに対し、Adobe LiveMotionは2万円程度だっただろうか。更にウェブ作成ソフトであるAdobe GoLiveとセットになったものでも3万5千円程度であり、Macromediaのものに比べてかなり格安だった。私はそのセットを購入し、登山サイトのリニューアルとFlash作成に励んだものである。

作成したのは現登山サイトを丁度リニューアル開設する頃である2004年であり、かのYouTubeが登場する前である。動画サイトすら一般的でなかった時代に、1・2MBもある大画面のFlashを公開するのがやっとだった。右下のボタンからわかる様に、構想としては1つの動画で頂上からの視点と周囲からの視点を切り替えられる様にする予定でしたが、容量の関係で別々の動画として公開してしまいました。

リニューアル当初はパノラマビジョンだけではなく、トップページにもFlashで最新情報がスクロールして表示される様にしていました。だが、サイトを運営してみて本当に大事なのはFlashではないという事に気付いたのと、仕事が忙しくなってきた中で取り組んでいた事もあり、概ね2006年以降はFlash作成からすっかり離れてしまいました。

トップページのFlashを廃止し、パノラマビジョンは充分揃える事ができず志半ばに終わってしまった感じです。当時としては早過ぎたのか、あるいは時間がなく充分な開発ができなかったのか。後にGoLiveはDreamWeaverにアップグレードしたもの、Flash作成ソフトは手付かずとなってしまいました。

今となっては更に容量の大きい動画が当たり前になってきた事もあり、パノラマビジョンを改めてAdobe Flashで一から作り直してリニューアルし、専門サイトにしてまとめてみようという考えも出てこなくもない。ただ、家にも改めてAdobe WebPremiumとしてFlashを揃えるのはもちろん、もう少し余裕が出てからになるだろう。

「パノラマビジョン 利尻山頂上視点(屋根から尾根へ)」

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