郵便局が運送会社と変わらなくなると

12日にK氏を含む元郵政非常勤計3名ですすきのに飲みに行ったが、そのK氏は前に恵庭市の郵便局で配達をやっていた。当時はまだ民営化される前だったが、民営化により郵便局が民間の運送会社と変わらなくなってくるだろうと警戒していたのだ。彼が中国へまた渡ったのはそれを見越しての行動だったとも言える。

彼の話では郵便局が民営化されると民間の運送会社みたくなり、雇用・労働条件などがきつくなってくると言う。そうなるとやってられなくなるというのだ。又、彼は当時請負をやらないかと誘われたが、断ったという。

郵便局の事業のうち手紙・葉書や小包(宅配便)など郵便事業は郵便事業株式会社として2007年10月に民営化された。まさに運送会社としての体裁を整え始めたのだ。尚、宅配便事業は日本通運のペリカン便と統合され、2009年4月にJPエクスプレスとして再スタートした。

民営化前の郵便局員はまさに公務員であり、親元が郵政省(2001年以前)というれっきとしたお役所だった。直属の配送車が緑・黒ナンバーではなく白・黄ナンバーである点など、民間運送会社とは違い特例を受けてきた。それが一転公務員から民間運送会社の社員になるのだからわからないものである。

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