中央区内の他の支店・銀行に改めて強制執行手続を行う

先月中旬に当該会社の口座があると見られる北洋銀行の支店1つに強制執行手続を行ったが、残念ながらそこには口座がないという回答でした。そこで8日に改めて足を運び、中央区内の中心市街地の北洋銀行5支店・北海道銀行2支店の合わせて7店舗に対し、強制執行手続を行った 。

1回の手続に1行だけですと7千円かかるため、複数の銀行口座に対してまとめて手続を行った方が資金的効率が良いものである。そして1行増えるごとに1,500円位ずつかかってくる。今回は手続に合計15,000余りかかり、遅延損害金が14,000円強で、賃金と合わせると12万円弱にも及ぶものとなった。手続にかかる費用を合わせると、請求金額は14万円余りとなった。

ただ、これら7支店に対し預金がある口座を自動で集中的に資金回収する事はできず、あらかじめ支店ごとにいくか請求するかを決めなければならない。今回は7支店ですが、特に口座がありそうな2支店に数万円程度ずつ割り当て、残りを1万円で割り振った。従って、今回の手続で全て回収する事につながらず、次回以降預金のある口座を置いてある支店に集中して割り振り、請求分を回収する。

今回の手続で当該会社の口座が存在し、預金がどれだけあるかがわかってくる。その中で全ての請求額が回収でき得るならば、次回の手続で銀行・支店を集中して回収に尽くす。足りなければ可能な限り回収する。早ければ来月中旬に全て回収し、この不払い問題が終息する。

強制執行もタダではないので、手続の回数が多いと手間・費用がかかってくる。 前回1行1支店のみにしたというのは本当に失敗だったと感じられるものである。費用のみならず、期間もかかってくる。

正直な所、これで回収できる可能性が出てこなければ、どこの銀行にお金があるんだという感じである。本当に銀行のお金がなければ、一旦動産の差し押さえに切り替える方針とする可能性がある。時効を気にしなくても良くなったが、あまりにももたついていると当該会社が経営が傾いて再度夜逃げしかねないものがある。

これまで夜逃げで住所不明になった当該会社に対し、当時は労基署の方で対応していただき、新たな住所が判明した。今度また夜逃げされたら厄介になるいうのは火を見るより明らかだ。そうなる前にどういう結果であれ、決着を付けなければならないものがある。

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