Infosite moduleというサイト構築システム

とある健康系情報サイトを見ていると、サイトの下に「Powerd by Infosite Module」と書いてあった。そこで「Infosite Module」で検索した所、公式サイトが見つからなかったが、上位表示サイトに有名なトレーニングサイトがある事がわかった。実は前にこのサイトをW3C準拠チェッカーで調べた事があるが、なぜか文字コードがEUC-JPになっている。他のInfosite Moduleで構築されたサイトを調べてみたが、どれもEUC-JPだった。

通常ブログでないホームページをホームページビルダーの様な作成ソフトで作成する場合、規格がHTML4.01で文字コードがSHIFT_JISとなる。現行登山サイト(最新アップ・リニューアルした山行記録を除く)も同じである。それが文字コードがEUC-JPとなると何か別のサイト構築システムで構築されたのではないかと思えてならない。

そういう点から考えても、Infosite Moduleはやはりサイト作成・構築システムであるものと思われる。そしてその名の通り情報サイトを構築するのに向いているシステムではないか。ひょっとするとMT(Movable Type)とは違ってサーバーにインストールせず、ローカルにインストールして使うものなのかもしれない。

ちなみに、ブログシステムによって文字コードが異なるが、文字コードがEUC-JPのブログシステムにはライブドアブログFC2ブログが該当する。MTはインストール時に文字コードを選べるが、標準ではUTF-8であり、「ポトリス博物館」などMTによる運営サイトもUTF-8である。

このシステムが存在していたのは大体3・4年前だと思われる。構築されたサイトは残念ながらソースの方はお世辞にもきれいとは言いがたい。レイアウトもテーブル主体であり、最新のSEOから見ても古さは否めない。又、トラックバック機能やRSS配信機能、モバイルサイト構築機能なども実装されていないと思われる。

情報サイトとして見た目は多少きれいなのかもしれないが、機能的には色々不足を感じざるを得ない。今やサイトをMTで運営・構築しているのであれば、敢えてそのシステムを導入するまでもないだろう。というか公式サイトそのものが見つからないのですが。MTだってカスタマイズすればそれに近い様なレイアウトにできる事ですし。