東北の「出稼ぎ」は半ばで断念

今回の東北の「出稼ぎ」は残念ながら半ばで断念となった。先月16日の晩から東北行きの準備のため、東京都内を拠点に勤務していたが、6日遅くに堪りかねて「夜逃げ」を行ってしまった。詳細は別の記事に記す事にする。7日都内中心部で過ごした後成田へ向かい、8日早朝の飛行機で北海道へと戻っていった。いずれにせよお盆までに東北行きの目処が付かなければ、断念して引き上げるつもりでした。又、7日の東京は最高気温が35度近くなる猛暑日であり、しばらくは猛暑日が続く過酷な状況となる事も手伝った。

慣れない仕事で罵声を浴びされ続けられる上、四六時中の団体生活は思いの他厳しいものがあった。やはり世界が違い過ぎると感じざるを得ないものがあった。会社の評価は厳しいものがある上、東北に行くまでは最低時給クラスで頑張らなければならなかった。しかも給与振込みが遅いため、手持ちの資金の枯渇という問題も決して小さくなかった。10日位前にも解雇のピンチがあったが、むしろその時の方が資金的に有利で早くやり直せるものでした。短期アルバイトなどを途中で辞めたのは約10年振りとなった。

何とか無事に北海道に戻って来れたが、一つ問題になるのは「追っ手」の存在である。一応家の人にはそういう怪しい人が家に来たら問答無用で警察を呼ぶ様に言ったが、私自身が直接狙われる恐れもある。特に当該者が休みになるお盆の時期が心配になるが、最悪の事態になれば命を賭してでも反撃する事も辞さない態勢で行く。とにかくそうならない事を祈るばかりであるが。もう一つの問題は、給与自体が振り込まれるかどうかである。最悪の場合振込そのものがされない可能性があるが、そうなった場合は相談窓口などで相談してみる体制でいく。

今回は登山や温泉はなしに終わってしまった。登山靴とカメラの準備はしたもの、お盆にならなければ連休にならないとあって行く余裕はなかった。更にお盆が迫るとより航空運賃が高くなり、ますます動きにくくなる。そういう点では「思い立ったら今でしょう!」と言わんばかりに「夜逃げ」をし、札幌に戻って仕切り直しする態勢で行く。当面は短期アルバイトでつなぎ、10月からは例年の冬の仕事に復帰する。

東北行きは実らない所か、稼ぎが少ないため「出稼ぎ」の役割も全く果たせずに終わった。おまけに草刈中に腕時計を紛失したり、帰りの飛行機が自腹だったりと散々だった。今回は車の購入という目的が主だったが、皮肉にも当面車をやり繰りする方法を見つけたのだ。そうなると今回の様にわざわざ「出稼ぎ」に出なくても済む事になる。

今の車は11月に車検切れになるが、一旦廃車して冬場の仕事をしている3ヶ月程度別の車を短期リースでやり繰りしてから 購入に向かう方法だ。そうすれば遅くとも来春までには購入できる見通しだ。しかもその扱い店は、自分が住んでおり尚且つ冬場の仕事に通う職場と同じ区内にある事もわかった。

今回の失敗により、来年以降夏場の3ヶ月程度をつなぐためには無理して道外には出ず、地元で最低時給クラスでもいいから食品工場などで何とかつなぐ方法が現実的の様だ。これまでモチベーションの問題が大きかったが、今回の様になるよりは遥かにましであり、ある意味一皮むけたものである。もっとも、3年後程度でその様な仕事をしなくてもやり繰りできる様にし、インターネットビジネスを加速できる様にしたいものである。そんな事を考えている者だけに、今回はより過酷だったか。