東北特に除染の仕事は色々リスクがある

今夏に当管理人は東北の仕事を目指したはずが東京都内に回された挙句「夜逃げ」に追い込まれたが、そもそも東京都内で仕事をするのが目的ではなく、東北のより高収入の仕事であった。その中には今回テーマにする除染も含まれるものである。面接では東北の仕事が決まるまで札幌市内での仕事をしていくというものでした。しかし、札幌市内ではなく東京行きをしきりに指示され、東京都内で仕事をしていれば長くても2週間程度で東北での仕事に行けるという甘い言葉につられて赴任した。

以下のリンクの記事は除染について書かれているが、危険と隣り合わせな割にはそんなに賃金は高くないとまとめている。更に賃金や手当の不払いの可能性もあり、それこそ今回の様な問題に色々直面する可能性は高い。今回仮に実際に東北に行けたとしても、不払いに直面する可能性はあると言わざるを得ない。そうなると赴任先での生活や月々の料金の支払に多大な影響が出る事になる。

今夏の当管理人の場合、残念ながら当該職種や現場の前に行き着かず、その前の東京都内での「研修」の段階で振り落とされたというか、騙された形になってしまった。本来であれば東京都内ではなく直接福島の現場に向かい、然るべき研修や仕事に従事するはずであり、すぐに東北に行けなければ機会が来るまで札幌市内であればそこで仕事をするはずだった。風の噂では都内で東北行きを待って仕事を続けている者は未だ東北・福島には行っていない模様である。当管理人の場合例年の冬場の仕事の開始が迫っているので、仮に辞めずに続けていても東北の仕事にあり付けず終了となる。

道内では現状夏場で 1日1万円以上にもなる期間的な職種は非常に限られるものであり、より高い賃金を求めるとやはり道外という事になる。ただ、今回の反省もあり今度の冬シーズンはより期間を延ばした事もあり、冬場の仕事の比重を大きくして夏場の仕事の期間が減少する事となる。そうすると2・3ヶ月という短い期間での条件があるかどうかという問題もあり、条件がなかなか合わなければ機会を失う事になる。それと行く時期は真夏を挟んでおり、都内程でないにせよ猛暑の中頑張っていけるのかというものが大きい。

道外へ行くとなると往復交通費が支給されるのは期間満了という事になり、途中で辞めれば自腹になるため、応募や赴任には慎重さが求められるだろう。更に賃金や手当の不払いという問題もあり、予想以上にカオスな業界の様だ。そういったリスクが決して小さくない事を考えれば、期間工など他の業界に手を出した方が無難ではある。が、行き着けるかどうかという問題が大きく、結局道内で確実に賃金を払ってくれる所でつないでいくのが現実的の様ではある。東北への思いはあるもの、現状の条件で実際に就けるかという問題も小さくない。

<引用元>
「“一大産業”放射能除染、知られざる除染作業員の仕事と条件…本当に高賃金といえるのか?」(ビジネスジャーナル)