二百名山・三百名山は合わせて50座程度達成か

2013年7月現在日本百名山達成は86座を数えているが、これまで二百名山・三百名山については正確に把握してこなかった。そこで概算で調べてみた所、二百名山が30座弱で三百名山が20座強達成しており、合わせて50座程度達成している事がわかった。百名山・二百名山と合わせれば110座余りと半分以上の達成率であり、百名山・二百名山・三百名山と合わせてみても140座弱程度と半分を少し下回っている程度の達成率である。

達成したのはやはり北海道や東北が多く、それ以外では北アルプスなど縦走の途中に立っているものか、百名山の近くにあってついでに登っているのがほとんどである。北海道や東北でも二百名山・三百名山は幌尻岳を除く百名山とは違い、公共交通機関で行けない所もいくつかあるため、当時車を持っていなかった大学時代は厳しいものがあった。

現在百名山については達成順に管理している他、登山サイトにアップしている。そのうち二百名山・三百名山についても百名山同様達成順の管理を考えており、ひょっとすれば専用ツールまたは管理サイトを作成するかもしれない。達成した百名山をGoogleMapsに表示させるサイトとしてMezase!(当管理人の現在の達成状況はこちら)があるが、残念ながら二百名山などは対応していないのと(2014年10月に対応!)、達成した山ごとに日付を付けて管理する機能は実装されていない。

これまで百名山の40座目が1998年で、50座目が2002年に達成してきた。以後、60座目が2005年で70座目が2008年、そして80座目が2011年と、2002年以降では3年おきに10座ごとの節目を達成している。このペースで行くと90座目が2014年で、全座達成が2017年という事になる。果たしてこのペース以上順当に達成できるかどうか。

改めて二百名山・三百名山を目指すとなると、当然ながら1座当りより時間が必要になってくるものである。更に交通的にも百名山と比べて不便な所も多くなり、マイカーやレンタカーの出番が多くなってくる。中には残雪期しか登れない山もあり、全座達成のためには雪山や残雪期のトレーニングも必要になってくる。現状残雪期を含む冬場は仕事が忙しくなっており、この時期に動くのは困難である。できるなら年中登山活動ができる事が望まれる所だ。

正直な所、二百名山以降を目指すかどうかは、まず百名山を全座達成してから考えてみたいものである。百名山ですら本格的に目指してきてから20年にもなるのですから、二百名山はともかく三百名山ともなれば達成が遠いものであり、時間的に微妙な所である。もっとも、大学卒業してから順当にサラリーマンとして勤めて定年まで目指すならば、百名山ですら絶対達成できないでしょうけど。