狂う様にゲームをしなくなった要因

2002年、当時はまったオンラインゲーム「ポトリス」を狂う様にやっていた。それはもう廃人に限りなく近いレベルであり、生活リズムも完全に狂っていた。丁度その前の仕事をやめてから失業保険を3ヶ月もらっている所だった。それもその直前の仕事ではなく、半導体工場の分などが失業保険の対象だった。という事はその直前の仕事は各種保険も全くなく完全歩合制であり、それでいて安月給長時間労働休みが少ないというひどいものだった。

今思えばそんな仕事よく半年も続けてきたものかと思えるのだが。表向きにやめた理由は期間満了としているが、実際は更に以前の仕事の失業保険を受ける期限が切れかかっているのと、1・2月の稼ぎは失業保険をもらった方がもらいが多い状態だからである。当然ながら改めて転職をする目的もある。就職活動もたまに行っていたもの、芳しい成績は得られなかった。夏に短期のアルバイトを行うもの、定職には就けなかった。

そんな私でしたが、同年秋にここ数年やってきた冬場中心の仕事に初めて就く事になる。やはりこのままニートを続ける訳にはいかなかったのか。最盛期はネットもままならない程忙しくなり、当然ながらポトリスからも距離を置く事になる。自分で言うのも難ですが、今考えたらよく辞めなかったなと思えるものである。特に最初に入った会社は1週間でやめてもおかしくない程ひどい所だったのだが。

それはいずれお金を貯めて進学して挫折した専門系に戻るという気持ちを強く持っていたからに他ならないものである。当時はインターネットビジネスや投資についての知識はほぼなく、進学などの資金は自分で汗水垂らして働き続け、全て稼いで用意しなければならなかった。そしてその額は最低でも数100万円、特に進学している期間他のアルバイトなどを行わない事を前提とするならば、進学時に全て用意しなければならないのである。正直な所人生を変えられるならその位かそれ以上の投資をしてでもやりたいと思っているし、今日でも思っている。

ポトリスを始めて数ヶ月して「ラグナロクオンライン」をはじめとするオンラインRPGが流行していくのですが、幸か不幸かそれらにははまらなかった。元々RPGは一部を除いてほとんどやらなかったのですが、予想以上にポトリスに浸かっていたのも大きかった。更にレベル上げが思っていたよりきつく、ポトリスなどのカジュアルゲームに比べてやり込まなければならない度合いが大きく、文字通り「廃人」になれる度合いがより大きいものである。しかし、ポトリスにはまった当時に比べてオンラインゲームから距離を置き始めてきたのは確かである。

ポトリスにはまり出した2002年ですが、それは初めてのホームページを立ち上げた年でもある。6月に公開し当初は満足にページ作成ができなかったのですが、2003年秋以降はリニューアルに向けて製作体制を強化していった。そして2004年6月に現在の登山サイトとして新たにスタートするのである。それでも更にホームページ製作を強化する要因が出てきたのである。

それはインターネットビジネスへの取り組みである。ホームページの作成・運営で人を集め、得られる広告などの収入により食べていくのである。それがいずれインターネットビジネスで自由な時間と経済的余裕を得るというスタイルにつながっていくのである。そうなれば進学しながらでも収入を得る事ができ、家を支える事もできるという自分にとっては理想のスタイルに映った。

2005年辺りから特に意識し始めたが、当時は仕事も忙しく休みも少なかった。そんな中命かけて取り組んだ。というのも頑張った先には経済的自由と時間的自由、そして進学が待っていると思ったからであり、なりたい自分になるにはそうするしかないと思ったのである。当然更にゲームとの距離を遠ざける事となり、仕事以外ではゲームそっちのけでホームページ作りにいそしんだ。

実際は特に冬場は仕事の労働時間が長く休みが少ないため、ホームページ製作にほとんと取りかかれる時間がないのである。夏場はいくらかましでも、年間トータルで見ても時間が少なめである事には変わらない。正直な所平均労働時間が1日8~10時間程度で休日が週1~2日の所に転職してみたいものだと考えたりしている。当然ながら違う業種への転職を意味しており、仮に転職がうまくいったとしても収入が大幅に落ちるのはほぼ必至である。又、その仕事で一生やっていけるかという問題もある。

転職が困難そして投資できるだけの資金があるならば、インターネット投資でもやってみようでないかという事でFXを始めた。今思えば2005・6年辺りに本格化すればよかったと思えるものだ。インターネットビジネスで一本立ちするのが表向きだが、投資は軌道に乗るまでを支える目的の意味合いも大きい。当然資産を増やしていくのもあるのだが。それでも現状これまでの仕事でできなかった分やらなければならない事が山ほどあり、毎日数時間ゲームをやるのは困難である。

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