東日本大震災から丸5年 まだまだ進まぬ復興

11日であの東日本大震災から丸5年となった。テレビの報道やネット地図の写真を見る限り、まだまだ復興が遅々として進んでいないと感じずにはいられないのは2年前の記事と同様である。それだけに何かできる事があればしてみたいという気持ちがあるのは当然であるが、直接復興にかかわる作業ができないのであれば、義援金を送ったり東北産のものを購入したり、あるいは東北を旅行して直接現地で消費するなど考えられる。

大地震そのものよる被害というよりは、大津波による被害がクローズアップされた感じである。特に岩手・宮城・福島といった太平洋側の3県は被害が多大であり、未だ仮設住宅から抜け出せない方が多く、震災をきっかけに亡くなられる方も少なくないという。特に福島は原発事故の影響という他の県にはない要因があり、帰宅困難地域では未だ古里に帰れない方が多いという。

2013年には東北を本拠地とする東北楽天ゴールデンイーグルスが初のリーグ優勝・日本一を果たし、多大な勇気を与えてくれた。しかし、その後イーグルスはエースがメジャーに移籍するなどしたため低迷し、勇気を与える役目を十分に果たせないでいるのが心苦しい所だ。

ひそかに考えているのですが、大学のOB会を通して義援金を送る事を考えている。5年前の震災時は自分自身が復興しなければならない程余裕がなかったが、今改めてみてもまだまだ必要なのではないかと強く感じられるものがある。最初は1万円を送る予定ですが、更に自分自身の余裕が出てくれば、今後10年を目途に増額する事も構想にある。

大学卒業後東北での就職は諸般の事情があって決めず、札幌にUターンした。しかし、大学の先生からしてみれば、札幌に戻ってニートやフリーターになる位ならば、地元東北で就職して世間のお役に立てられる人材になってもらいたいと思うのは当然である。それだけに、東北の役に立てられなかった事を心苦しく感じる事はなきにせよあらずですが、それだけに改めて少しでも東北に役立てられる事をしたいと思うのは当然である。

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