28日の6:11の黒磯行きの普通列車に乗車し、宇都宮を後にした。7時に黒磯で下車し、そして7:20発のバスに乗車し、途中那須湯元で休憩を挟み、8:15頃ロープウェイ駅で下車した。ロープウェイ乗車前に登山者カード記入する。8:36の便で行くが、何と子グマが下を走っているのだった。実は本州で野生のクマを見かけたのは初である。
ロープウェイ駅を降りた所で既に標高約1700mもあり、肌寒く長袖を着る。もっとも、日焼けしないためでもあるのだが。又、放送で午後からにわか雨や雷の恐れありとの事だった。9時近くに出発、10分程度で分岐だが右手へ進む。大きな石が目立つ様になり、ペンキ印も所々にある。風があるのが気になる所だ。途中10名以上の団体に抜かれる。
9:45に頂上手前の分岐に着き、ザックを置いて頂上へ向かう。緩いのぼりを数分で那須岳の頂上に至る。展望は朝日岳など周囲の山々や那須高原方面が望める。携帯通じない 頂上には10名以上も。10:20過ぎに出発し、ザックの置いてある分岐まで戻る。
10:30過ぎに出発、緩めの下りとなる。11時過ぎにに縦走路に出て右に進み、約5分で避難小屋に着いた。中はきれいだがトイレがないのが残念である。それもあってか宿泊禁止になっている。小学生の団体が20名位いる。
11:30過ぎに出発、尾根の右側を巻いて行くが、鎖も付いている所もあるので注意して行く。途中何名か擦れ違う。そして左側を巻いて行く。12:20近くに朝日岳の肩に着き、ザックを置いて行く。緩い登りが続き、最後に一登りすると朝日岳の頂上である。那須高原方面の展望が素晴らしい。昼食として持ってきたパンを食べる。
13:10過ぎに出発し、肩に戻ってザックを背負って行く。緩い登りを進んで行き、13:40近くに分岐を通過するが、ここからは三斗小屋温泉に下る事ができる。今度は緩い下りを進むとやがてゆるやかになり、一時は木道となる。14:20過ぎに分岐を通過すると緩い下りとなり、ゆるやかになると三本槍岳への登りとなる。最後はまた緩やかになり、少し登る。
15時にようやく連山最高峰である三本槍岳の頂上に着いた。その名の反して頂上は広くなだらかである。北側の旭岳の山容が目立つが、銃走路は通らない。遠くで雷みたいな鳴るのでなるべく早く着きたい所だ。
15:40近くに出発、緩い下りを進むと約10分で分岐を通過するが、これより先は福島県となる。今度は急な下りとなり、ロープがある所もある。更に笹が被ってくる所も出てくる。左側に沼が見えてくる。16:30近くに分岐を通過、ゆるやかになるがそして登りとなる。
16:50過ぎに須立山の頂上に着いた。周囲の山は一部ガスってきた。17時過ぎに出発するが、いきなり急なガレの下りで、ロープ連続するので注意して進む。下り切ると登りとなり、ゆるやかになる。下り
ゆるやか登り 右側にトラバースして行くが、これまた歩きにくい。 「避難小屋まで100m」の標識がある所が旧道との分岐だが、旧道にはロープが張ってある。最後はゆるやかになる。
18:30過ぎにようやくに坊主沼避難小屋に着いた。扉が鉄であり、立派な小屋である。トイレはないもの、中はきれいで快適である。小屋のそばに水場はないが、玄関のそばに2リットルのペットボトル水が何本もある。他に人はいなく、泊まる事になった。