約10年振りに電子パーツ店に行く

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28日の午後市街中心部に用事があったため、夕方約10年振りに狸小路の西の方にある電子パーツ店に約10年振りに足を運んだ。この所は基板でアーケードゲームをできる環境を再構築すべく、工作を進めている。場合によっては電子パーツや端子・コネクタを揃えなければならない。

ブラストパネルにある端子を探してみたが、残念ながら揃わなかった。家に帰って調べてみると結局ヤフオクで見つけ、後日落札する事になる。レジの近くにとあるものを見つけたのである。それは大学の化学などの研究室などで見られる実験用ティッシュ「キムワイプ」(1番目の写真)である。1箱200円足らずであり、思わず1箱購入してしまった。

私が電子工作を始めたのが小学校高学年であるが、当時「ロボットが作れるという」講座に入ったのがきっかけだった。そして本格的に自作する様になったのは中学生の時である。この頃から電子パーツ店に足を運ぶ様になり、このパーツ店を中心に市内2・3店巡っていた。

そして中学3年の夏には実験用安定化電源装置(2番目の写真)をキットとパーツを組み合わせて製作し、学校に公開した。これは未だ使用可能であり、18V(可変)1Aの直流のみの出力で、電圧計と電流計が付いている。又、ショートした場合でも安全回路が働いて電流を止める様になっている。直流のみだが、理科室にある実験用電源装置さながらの本格派である。

特にアーケード基板を始めた90年代中盤以降は、その装置周りがほとんどとなった。コントロールボックス(3番目の写真)を自作するからには当然電子工作の技術と知識が求められる。基板とコントロールボックスをつなぐ結線(ハーネス)も自作すれば安上がりだ。更にはコントロールボックスとPS(当時は1)などのゲーム機をつないでできる様にする装置(アーケードインターフェイスと呼ぶ)も作った。

2001年にPCを購入し、アーケード基板から離れると共に電子工作もほぼストップした状態となった。そして家にある各種工具やパーツボックスが埃を被った状態となっていった。もっとも、アマチュア無線でもやれば電子工作の場が生かせるのだが、ここ10年近くはとにかく時間に余裕がなかったという他はない。

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