危険物取扱者講習・免許更新

28日の午前中危険物取扱者の講習・免許更新に市内中心部にある自治労会館に行って来た。丁度3年前の6月に更新し、それから3年が経過した。9:30に講義が始まり、休憩を1度挟んで11:30まで行われた。休憩の後に約30分間ビデオが上映された。12時過ぎに更新された免状を受け取って終了である。

講義やビデオの中でいくつか紹介してみる。一つ問題になっているのは、高度成長期に施工された地下タンクの腐食による危険物の漏洩である。現在はコンクリートなどで囲い直接タンクを土中に埋めて施工されていないが、当時は直接土中に埋めて施工されてきた。

札幌は東京に次いで2番目に危険物施設が多いという。というのも暖房で灯油や重油の需要が多く、マンションやビルの地下タンクや灯油配送のタンクローリーが多いためだという。それも小さくても3klクラスがメインであり、2.5klはあっても2klのローリーは小規模な販売店でも余り見られないのである。

3番目が大阪で、次に名古屋・横浜という感じである。横浜辺りは石油コンビナートなどの大型施設が多いため、件数では札幌より少ないが逆に貯蔵量は多いという。やはり太平洋ベルト地帯は工場が多く、それだけ大型の危険物施設が多くなっている。

今度の冬シーズンはまだ未定だが、従来の仕事に関わらないとしても今後バイオディーゼル燃料(BDF)などのビジネスに関わるとすれば、危険物の資格は改めて必要になってくるだろう。尚、BDFについてはまだ明確な基準が設けられていないという。又、もう少し落ち着いたら甲種にも挑戦を考えている。