デジカメ導入満10年に

この3月でデジカメを導入して満10年になる。登山サイトの2006年3月に登ったモエレ山の記録を見てみると、3月12日に購入して1週間後札幌のモエレ山で早速デビューさせている事がわかった。当初はカメラ店でプリントもお願いしていたが、それまでの様にアルバムにまとめる事はなく、半年もすればしなくなっていった。従って、写真データをPCに転送して年度別に分け、外付けハードディスクなどのメディアに保存するに留まっている。

PC導入より遅れる事5年近く、ようやくの導入であった。初めてのサイトである登山サイトを公開した2002年の時点でも、早い人では既にデジカメを導入していた。これだけ遅れたのは当時の経済的理由が大きく、少なくとも2002年の時点では購入は困難であった。北アルプス主脈縦走を行った年であったが、その資金を作るのが精一杯であり、その後何らかの仕事に就いて経済状況を好転させる事が先決でした。

この頃になると携帯電話にもカメラが内蔵されていく様になるが、こちらの携帯はまだカメラ内蔵ではなかった。それでも1年もすればカメラ内蔵となり、以後特に縦走時にメインのデジカメが悪天候で不調になったり、電池切れになった時に代役として携帯のカメラを利用する様になった。メインはデジカメでも、非常時に携帯カメラという「保険」が使えるのは便利である。今やスマホや携帯のカメラで済ませる者も少なくなく、山に行って撮影を頼まれるとスマホや携帯だった事も多々ある。

それでも現在に至るまで撮影はデジカメがメインであるが、手持ちの携帯のカメラの画素数などのスペックにまだ抜かされていない所が大きい。特に電池の持ちは交換しなくても1週間余り持つので、大きなアドバンテージである。ただ、携帯をスマホに変えれば現在のデジカメのスペックを画素数などで凌駕する可能性は高くなるが、電池の持ちなど特に長期縦走でデジカメの代わりにできるかどうかが問題となる。その問題がスマホのカメラで解決できないならば、近い将来デジカメを買い替える方向になるでしょう。

コンパクトなタブレット端末などにデータを移せば、アルバム代わりに見せる事もできる。昨秋青森の白神山地に行って来た写真をミニノートPCにUSBメモリを接続し、飲み会で仲間に見せた事もあった。プリントした写真であれば、何100枚ともなればかなりの厚さと重量になり、持ち運びに難があった。大学時代、南アルプス全山縦走の写真は40枚収納のミニアルバムが10冊位になったのを持ち歩いた事があった。それが薄型のタブレット端末かそれに近い大きさのミニノートPCであれば、メディアの記録容量の許す限りいくらでも収める事ができるので、アルバム代わりに持ち運べて実に便利である。

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