昔はコンティニュー機能がなかった

mixi版のグラディウスはコンティニュー(継続プレイ)機能がアーケード版オリジナル同様付いていない。各種移植版も同様であり、アーケード版に忠実な「グラディウス デラックスパック」の「グラディウス」でもやはりコンティニューは付いていない。ゲームオーバーになれば最初からやり直すしかないのである。

グラディウスが登場したのが1985年であるが、当時のゲームはコンティニューが付いていないものがほとんどであった。従って、ゲームセンターではコインを注ぎ込みさえすればエンディングを拝めるというものではなく、頑張って上達した者だけがエンディングにたどり着けるのである。だが、80年代半ば以降になると、大半がコンティニュー機能を備える様になっていく。

又、自機がアウトになるとその場で復活せず、復活地点まで戻されるのも特徴である。例えボスと戦っていても戻されてやり直しとなる。しかもパワーアップが剥奪されるため、難易度が上がる中盤以降では復活が厳しいものとなる。当時は2人以上同時プレイできるゲームが少なく、2人でやる時はそれぞれがアウトになるごとに交代するいわゆる2人交互プレイが主流だった。

そのため、当時ゲームセンターではテーブル型で2人が向かい合う形でプレーする機械が多かった。それぞれが交代するごとに画面が反転する様になっている。「ナムコミュージアム」シリーズなど当時のアーケードゲームを忠実に再現したゲームソフトによっては、一部のゲームでテーブル型仕様に設定する事もできる。もっとも、自宅のテレビでその設定にする意味はないのですが。

90年代にもなると対戦格闘ゲームが主流になり、2人以上同時プレイできるゲームが専らといっても言い位になった。2人以上同時にプレイしている状態ではゲーム自体が継続しているため、アウトになってもその場で復活する様になっている。中には1人でプレイしている時に限り「戻されるゲーム」になるものもあったが、ごく少数である。ただ、1999年に登場した「グラディウス4(4はローマ数字)」は2人交互プレイで「戻されるゲーム」という形態であるのだが。

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