20年前は経済・人生再建が最優先 なり切れなかった縦走家

約20年前の2002年8月下旬~9月下旬に北アルプス主脈縦走を達成しましたが、現実問題として経済的に困窮しており、できるだけ早く仕事に就いて経済面の改善をしなければなりませんでした。それも、半導体工場を切られてから続いてきたワーキングプアレベルの仕事からの脱却でした。まさに20年前は経済・人生再建が最優先でした。 

まず旅程中に撮影したフィルムの現像とプリントを、写真屋さんにお願いしてもらわなければなりませんでした。当時はまだデジカメではなく、フィルムカメラでしたから。更に当時はデジタル化も高価で、自分でスキャナーで1枚1枚行っておりました。ただ、仕事が忙しくなった事もあり、全てデジタル化が完了するのは数年経ってからでした。

前年に待望のPC一式を導入してネット開通しましたが、それまでの仕事での稼ぎがあったからに他なりません。しかし、経済・人生再建なしには先に進みません。PC周りの整備に投資が必要であり、デジタルカメラもそうでした。余裕があればノートPC、更に何年かすればメインのPC買い替えもございます。ソフトではウェブサイトの作成や写真画像編集にも専用ソフトを導入しました。

加えて車検や税金といったマイカー維持の費用も掛かってきます。この年の春に車検を通していましたが、当時は税金が年額4万円位かかっているので結構なものです。なければ通勤にも制約が出たりしますし、行楽の足も狭まります。

いくら仕事がないからといって、いつまでもしない訳にはいきません。ニートとしてただ小遣いをもらっているのでははっきり言って欲しいものも手に入らないですし、縦走や将来への資金も貯まりません。例え希望の職に就けないとしても、できる仕事をしていかなければなりません。正直高額小遣い(10万円以上)ニートが羨ましいですが、こうなれば仕事なんてしなくなるのでしょうね。

最低でも春・夏に縦走できるのが理想ですが、当時もそうでしたが現状残念ながら春は時間は取れなくてできないのが悲しいものです。年に1度夏に縦走を行うにせよ、あとが働き詰めになってしまい、縦走記録など他が犠牲になっています。インターネットによる可能性は出てきましたもの、大学時代を含めもっと早く気付いて取り組むべきでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください